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小さな恋が終わるとき

ずっと昔に買ってあった使用済み切手の山盛り入った袋を

ゴソゴソと出してきて、可愛いのと地味なのとに整理した。

熱心な切手コレクターではないが、切手がとても好きなので

見つけてついつい買ってしまったものだ。

大体はよく見たことのあるもので、たまに見つかる鳥や花や美人画や

記念切手や古そうな切手にニンマリしながらカサカサと進めていると、

使用済みの切手であるから消印が押してあるのはもちろん、

千切られた葉書や封書の宛名や文章が残っていたりして、

時間が行き来しているような、

消印の押されたところへ飛んで行ってしまったような、

顔を知らない知人があちらこちらに居るような、

不思議な感覚になる。

仕分けも半分を過ぎた頃、ふと一枚の紙片が目に留まった。

あ!

チッチ!

それは葉書の一部で、切手の大きさに切り取られた小さな紙切れだ。

切手の裏にちょうど、『 小さな恋のものがたり 』の主人公、

チッチ が居たのだった。




小さな恋のものがたりは、チッチとサリーの恋模様を描く、

みつはしちかこ著の初恋漫画である。

可愛らしいチッチと、爽やかで好青年なサリーの日常が、

にぎやかな友人たちとのやり取りと供に瑞々しく描かれていて、

とても愛らしくて愛おしい、大好きな漫画の一つだ。

最近、最終巻が発売され、長い初恋の物語が終わってしまった。

久しぶりに読んだ切ない恋の物語はやっぱり切なくて、

高校生だったチッチとサリーは大人になる準備が始まって、

永遠に変わらないと思っていた甘酸っぱい初恋の関係は

静かに、でも確かに、新しい環境へ、まだ見ぬ未来へと向かっていく。

もう胸がいっぱいで、心が焦がされたように熱くなって、

涙がちょちょぎれる。

チッチ!

途中からざわざわし始めて、最後はまさかの結末。

一緒に恋して一緒に勉強して一緒に過ごしてきたかのような

チッチとの時間。

サリーへの想い。

みんなとのたくさんの思い出。

大人になるということ。

ぐっと重く、ぐっと近く、ぐっとぐっと苦しくて切ない。

一生懸命に恋をして、周りの皆に愛されて、泣いたり笑ったりしながら

チッチはこれからも不器用に一途に、彼女の道を進むんだ。

切なくて切なくて苦しくて苦しくて破れる。

といった心持であったが、

ひょっこりチッチが現れた。

 

やあ!



そうだね、チッチだもんね!

きっと素直に真っ直ぐ、元気でいるよね!

楽しいことばかりじゃないけれど、

上手くいくことの方が少ないけれど、

それでも精一杯、懸命にまっすぐ、

チッチみたいに泣いて笑って生きてゆこう!




思わぬ再会に胸が熱くなり、

なんだかすごく励まされた今日この頃である。













小さな恋のものがたり みつはしちかこ著 全43巻  ぜひ;;
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